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歯の健康管理でこころの健康とからだの健康を!
内藤歯科医院は、昭和61年に開院しまして、今年で34年になります。歯科医療を通じて、地域のみなさまの健康を支えさせていただき、地域医療に貢献したいと考えております。
こころの健康とからだの健康を歯を通じて維持できることを地域の方に訴えていきたいです。
むし歯と歯周病の治療は、歯科治療として行っていますが、ケガをして歯医者さんに行く人はいませんが、こころの状態がわるいから歯医者さんに行こうか、からだが疲れているから歯医者に行き、診てもらうかということもあるのです。そうした方向性も浸透させていきたいと思います。
呼吸と咀嚼は生きてくために大事なこと
人の一生は、赤ちゃんとして生まれてくると、自然に息をして、自然におっぱいを吸い、そして歯が生えてきて、その歯を使って食事を摂り、最終的には歯は衰えて来て、場合によっては、歯を失っても、入れ歯を使い咀嚼をしなければいけないわけです。少し極端なお話になりましたが、このように生きるためには、呼吸と咀嚼機能は大事になります。そして、どちらも歯科に関係する事になります。
また、その咀嚼機能は、エネルギーを摂るだけでなく、体の姿勢の維持にも、脳機能にも、ホルモン等にも、とても大事な役割を果たしてきます。
咀嚼管理ということ
かみ合わせが悪いということは、別の言い方をしますと咀嚼の問題です。咀嚼管理というのは、わたしが生涯かけて見守っていかなければいけないことだと思っています。
食べることの管理は、摂食障害とか、嚥下などがあります。赤ちゃんが食べれないとどうするか、お年寄りが食べれないとどうするか、しっかりと食べられるライフステージにするにはどうするかということは歯科医療でしか出来ないことです。
赤ちゃんが生まれてくる瞬間、ワーッと泣き声とともに息をはじめて吐きます。また、亡くなる時に息を吸って亡くなります。その息を吸う、吐くという事は、肺だけの問題だけではなく、歯がしっかりしている、顎がしっかりしていないといけないんです。生まれた時からその口の開閉が狭い子供は、呼吸量が少ないのです。息をするところは口や鼻ですが、口に問題があれば、狭いから、息を吸うこともつらくなります。
呼吸と咀嚼はひとりの人間として大切にしなければいけないことですが、歯科で十分にコントロールすることが出来ることなんです。ですから、お一人おひとりが一生かかって守って行く呼吸と咀嚼をわたしは一生かかって診て行きたいと思っています。歯科医師として目指していくテーマです。