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歯の噛み合わせの状態から思わぬ症状が‥
原因が不明、あるいは、継続的に頭痛、めまい、肩こり、腰痛、ひざ痛、歩行障害があり、お悩みの方や、また、そうした症状から内科、整形外科、脳神経科などに受診しても「様子を見ましょう」「特に異常はありません」と言われたり、CTを撮っても異常がないと言われ、実際には症状があるのにと、途方にくれている方、実は「噛み合わせ」が原因かもしれません。
しかし、その噛み合わせを治療するはずの歯科医師が、その重大性を自覚していないことも少なくありません。
また、こうしたケースもあります。
歯の治療を行った。しかし、その後、微熱が出るようになったり、少し肩が凝るようになった。体の具合が今までと違うようになった。
このような症状がありましたらご相談ください。治療によって噛み合わせが変わったことが原因かもしれません。
例えばこんな症状はありませんか?
口を開けると音がする
口を開けると痛い
口が開けづらい
歯ぎしり・くいしばり
顎顔面痛
頭痛、肩こり
四十肩・五十肩
難聴、耳鳴り
めまい、立ちくらみ
目がかすむ
腰痛、ぎっくり腰
肋間神経痛
手のしびれがある
歩くのがつらい
イライラする
食べるのが飲み込めない
息が苦しい
どんな検査があるの?
1)一般検査
触診、血液検査、リュウマチ検査、
その他の検査
(全身疾患がある場合には痛みがあることがありますから検査をいたします)。
2) 咬合検査(咬合器、オーラルコンパス)
模型を使い、咬合器により全身と咬合の位置を判断します。
3) レントゲン(セファロ)、CT、MRI撮影
顎関節の左右の位置の異常や骨形態を検査します。
また、顎関節のすり減りやゆ着の検査では、
他病院にてMRI撮影検査をいたします。
4)聴力測定
噛み合わせと全身の状態を診る場合、需要な検査に聴力検査があります。 噛み合わせの状態が良い、悪いは聴力に現れ、全身状態を確認できます。
5)自律神経分析
自律神経のバランスを分析します。
自律神経のバランスを診ることは、噛み合わせのバランスを診ることにつながります。
6)シロナソアナライザー(咀嚼顎運動検査)
噛み合わせの歯が顎関節と調和が取れているかを検査することができます。顎関節の調和は、姿勢に影響を与えます。
7)オクルーザー(咬合接触検査)
左右の咬合の圧を検査することによって、咬合接触状態を判断します。
8)バランサー(重心検査)
両足の重心バランスを見ることにより、からだバランス、咬合バランスを確認します。
9)ゴシックアーチ、オクルーザルコンパスによる診断
オーラルエンジニアリングシステム(OES)理論から作られたオーラルコンパスは、多くの臨床例から考え出された、「かみ合わせ理論」の全く新しいシステムで、咬合の問題点を即発見できることが、オーラルエンジニアリングシステムの特徴です。
10)顎運動角度測定
顎関節と歯の調和を調べます。顎の動きを角度で判定します。
治すには何をするの?
1. 咬合治療・咀嚼トレーニング
カチカチした時や食べ物を噛んでいる時の調整。
バランスよく噛むための咀嚼トレーニング。
2. スプリント療法
・プラセボ型スプリント
噛み合わせ、顎関節に異常があるかの判断に使用します。
・前歯型スプリント
顎位の安定を促します。
・スタビリゼーションスプリント
筋肉の安定、顎位の安定に使用します。
・ディスクリキャプチャリングスプリント
関節円板の位置を治します。
・ディスクリポジショニングスプリント
関節円板の位置を治します。
・上下顎スプリント
骨格のズレが大きい場合に使用します。
・咀嚼咬合スプリント
飲食中も使用します。
3. 補綴・保存修復・矯正治療
むし歯の治療や欠損歯の治療。歯並びの治療。
4. 電気理学療法
・マイクロカレント療法
・低周波電気療法
筋力を安定させる治療。
・レーザー治療
顎関節と筋肉の障害を取り除きます。
5. PNF療法
筋肉を刺激させることによって、リラックスさせます。
6. トリガーポイント
顎関節と筋肉の痛みを取り除きます。
7. 波動・ホメオパシー治療
気の滞りを除去、類をもって類を癒す法則とホリスティック医療による治療。
いつまでも健康でいるために
1. 咬合ケア
噛み合わせの変化が、体の位置に一致させることで、咬合状態を管理します。
2. 全身ケア
・運動療法
・カイロプラクティック
3. セルフケア
噛み方、生活習慣の改善。
・顎の安静を保ちましょう。
・軟らかい食事をしましょう。
・顎をリラックスさせましょう。
・温湿布をします。
・筋肉へのマッサージをします。
・よい姿勢を保ちます。
・仰向けか横向きで寝ます。
・開口練習をします。
TCH(上下歯の接触癖)
上下の歯の接触は、通常、会話、咀嚼、嚥下の機能時に接触しますが、日常的に接触を続けていることがあります。
また、コンピュータ操作時や家事などで神経を集中することで噛みしめていることもあります。このような歯の接触癖により、顎関節症や歯周病の悪化、歯の慢性咬合痛への原因になります。
側頭下顎障害(TMD)
顎関節部に炎症症状はなく、骨構造にも異常を認めないが顎関節痛、関節雑音、顎関節機能異常を主症状とする顎口腔系の機能障害症候群の総称です。
原因は咬合位の異常、ブラキシズムなどの悪習癖、外傷、不良補綴物、精神的ストレスなどがあり、発症メカニズムは複雑である。
聴力検査で噛み合わせ状態を確認します
聴力を見ることで、噛み合わせの良し悪しを判定することができます。
噛み合わせが悪いことで、あごの動きに異常があると、周囲の血流も悪くなり、聴覚器官にも影響がでます。
右に噛みぐせがある人は右の聴力が、左に噛みぐせがある人は左の聴力が低下する傾向があります。また、奥歯でばかり噛んでいる人は低い音が、前歯で噛むことが多い人は高い音が聞こえづらい傾向があります。
バランスよく噛めるようになると、この聴力値も改善されることがあります。
スプリント治療
スプリントとは、顎関節症治療用マウスピースのことです。スプリントには様々な種類があり、症状によって使い分けられます。