ホメオパシー療法

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ホメオパシー

歯のヘルスケアを
カラダにやさしい
ホメオパシー
で行っています。


ホメオパシーは、植物、鉱物、動物
など自然界にあるすべてのものが薬
(レメディ)の原材料になります。


ホメオパシーには、3つの考え方があります。
第一は、「類似の法則」
例えば、タマネギを刻む時に鼻水や涙が出るのと同じような症状を起こす花粉症、風邪などの治療には、アリウム・ケパというタマネギを原料にした薬を使います。これは「類をもって、類を癒す」という考え方です。

第二に、「極微量投与の法則」
薬は、非常に薄く希釈された物質から作られています。振とうと希釈によって同じ比率で薬を薄めていき、希釈度が高いほど、より高い効果が得られます。ホメオパシーでは、個々の患者さんを治す可能性の最も高い薬をシミリマム(最も類似した)と呼びます。

第三に、「ホリスティック医療」
現代医療は、病気の症状と逆の効果を持つ薬を投与して治しますが、ホメオパシーでは、症状を治療するのではなく、病気になっている患者さん自身を診て人間全体(魂と心とカラダ)を治療します。

病気は魂と心とカラダのアンバランスと考えます。その人全体を健康な状態に戻すことがホメオパシーの治療の体系です。



ベラドナ(イヌホオズキ)
突然に激しく始まる急性症状に高熱や熱を伴う病気に有効です。


アピス(ミツバチ)
患部が腫れて刺すように痛い虫さされ、じん麻疹に有効です。


キナ(樹皮・植物)
悪寒と大量の汗が出る発熱。消化器系の障害に即効性。


シリカ(石英)
栄養不良でスタミナ不足の人の生命エネルギーを高めます。




◆ホメオパシーで歯科治療がやりやすくなります
歯科で一番の症状は痛みですが、痛みは、口の中のあらゆるところから出てくるので、歯科で一番コントロールしなければいけないのは痛みと腫れです。
その次に症状が多いのは、生理的な異常、例えば、出血、唾液過多、口腔乾燥。口腔機能低下症といいまして、口腔機能が生理的に衰えた状態で、嚥下や日常の生活が出来なくなり、このように生理的な機能が低下した時に、ホメオパシーは生理的機能を上げるには必要なことだと思います。
これからホメオパシーと歯科ということでは、全身的なものを見て治療していかなければいけない時期に来ています。歯科は、生理的なものが強く関与して、無意識な生理的なものと、意識的な生理的なものと、この二つが口腔内にはありますから、精神的なものも影響しますし、ものすごく全身的な影響が強いところなので、ホメオパシーを使用すると有効なところがいっぱい出てきます。
つまり、口の中の病気というのは、むし歯と歯周病と顎関節症が一番大きいのですが、それは全身的な影響が大きく関係してきますので、それに伴って、生理機能が低下したり、内科的な疾患があった場合に、ホメオパシーで歯科治療がやりやすくなるということを経験しています。

◆ホメオパシー・レメディの服用方法
*ホメオパシーレメディの力を最大限に得るためには、粒(ラクトス)には、手を触れないよう、キャップから、直接、お口に入れ、舌の下で、自然に溶かして服用します。
*また、服用の前後1時間位は、刺激飲食(コーヒー、カレー、タバコ等)を避けてください。
*ハッカ、酢、樟脳は、薬効を半減させます。

◆レメディの保存方法
*パソコンやテレビ、スマホなどの電磁波のあるものの近くには置かないでください。
*直射日光、高温多湿のところには保管しない。


◆歯科治療のためのホメオパシー
歯科治療では、口内炎、歯髄炎、歯周病、唾液過多、歯の萌出の痛み、親知らずの痛み、口腔乾燥、出血、骨の痛み、歯科治療への不安(鎮静)、顎関節の痛み、抜歯後の痛み、腫れなどに有効です。

◆ホメオパシーの特徴
ホメオパシーにおいて一番大切なものは、病気の人を理解すること、患者さんにとっていま何が問題か、何が大事なのかということです。 しかし、ホメオパシー は病気の人全体を、包括的に捉えることから治療をはじめるのです。体の症状に対して、その症状を引き起こすのと同じ物質(レメディ)を投与する治療法です。私たちの体が本来持つ治癒能力をホメオパシーレメディで刺激することで、症状が自然に回復することを目指しています。
大部分が植物を原料とした薬剤を用いるホメオパシー 治療法は、苦痛をやわらげ、癒し、回復させます。安全で体にやさしく、効き目が強く、体の奥深くで作用し、短期間で消えるものと、長期間効果が続くものがあります。

ヨーロッパでは一般的な治療方法として知られており、「ホメオパシー先進国」であるフランスでは、医療保険にも適用されています。

◆歯の痛みからさまざまな症状に使える
内藤歯科では、口内炎や歯髄炎、歯周病といった症状のほかに、ホメオパシーには精神に安定をもたらす作用もあるので、歯科治療に不安を持つ患者さんにお渡しし、治療の30分前に摂取していただくこともあります。

さまざまな症状にアプローチするホメオパシーですが、当院では「ホメオパシーを中心におすすめする」ということはありません。患者さんの症状に合わせ、一般的な薬が最適な場合はそちらを処方いたします。

◆どんなふうに使用するの?
ホメオパシーは一般的な薬とは違い、摂取のタイミングや回数はとくに決められていません。「ちょっと調子が悪いな」と思ったタイミングで摂取していただければいいのです。  摂取するときは、ホメオパシーレメディの粒を舌下に入れ、自然に溶けるのを待ちます。水を使う必要もないので、症状が現れたとき手軽に服用できるのが特徴です。

◆副作用はあるの?
ホメオパシーは、症状と同じ、もしくは類似した物質を摂取することで、人間本来の治癒力を刺激して症状の改善を目指す治療法です。「毒をもって毒を制す」治療法であるとも言えるので、摂取するのに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ホメオパシーは物質を溶剤にしみこませ、それを何倍にも希釈して使用するため、ホメオパシーレメディに毒は含まれていません。従って副作用を起こすこともないのです。
一般的な薬の中には、体力のない方や妊娠されている方は使用できないものもあります。しかし、ホメオパシーは年齢や体力を問わず、どなたでも摂取していただくことが可能です。ホメオパシーは危険性があるどころか、正しくお使いいただければ副作用の心配をせず、多くの方に使っていただける治療法と言えるでしょう。

◆内藤歯科でのホメオパシー治療は「フランス式」
ヨーロッパでは一般的な治療法として認知されているホメオパシーですが、国によって扱いが少し違います。たとえば、ドイツやイギリスではホメオパシーはドラッグストアなどで誰でも購入できます。一方、フランスではホメオパシーに医療保険が適用されているため、資格を持った人が取り扱う必要があるのです。  

◆より多くの人に、ホメオパシーを知ってもらいたい
もし、「頭が痛い」という方がいたら、多くの場合鎮痛剤などを使って対処するでしょう。しかし、それでは痛みの“根源”がなくなったことにはなりません。ところが、ホメオパシーはご自分の治癒能力にアプローチし、「自分で症状を治す」ことをサポートします。
また、鎮痛剤は使い過ぎると自立神経を乱す恐れもあります。このような事情から、「鎮痛剤を使えない」という患者さんもいらっしゃるのですが、ホメオパシーの場合はそういった副作用はないため、薬を使えず症状に悩んでいた方でも、安心して利用できます。
ホメオパシーは日本ではまだ知名度が低く、利用している患者様も一般的な薬に比べて多くないのが現状です。しかし、さまざまな症状に悩む患者様を見る中で、「ホメオパシーを使えばもっと楽になるのに……」と思うこともあります。

今後日本でも、ホメオパシーがサプリメントや漢方薬、針治療などのように受け入れられ、より多くの患者さんのお悩み解決に役立てるようになれば、というのが願いです。